要は、ただ「引っ掛けて載せる」だけの商品です。地震のことなど考えてません。

・鉛直方向のボルトBの役割は、水平移動の際に、１５０ｍｍ離れた止め板に当ててフレームからテレビ本体を外さないためだということのようです。しかし、逆に言えばそこまでは動いてしまうということです。φ４０の支柱間２００ｍｍですから、１５０ｍｍ動けば重心は支柱を外れます。それ以上の力がかからなければ、底板の大きさによって問題はないのでしょうが、地震時の本体の「暴れ」による不規則な荷重のことを考えれば、最初から動かないようにするのが常識だと思います。ボルトＢをあと１０ｍｍ長くすればそれで済むことなのですが。私と一緒にこの「設計の思想」を見抜けなかった取付業者の方も、この話を聞いて「理解できない」と呆れていました。
・同じように鉛直方向の動きについても、「暴れ」は止められません。鉛直方向ボルトＢによって、フレームから外れないという考えでしょうが、この２本のＭ４がこの位置で数十キロのテレビ本体の暴れを止められるのか大きな疑問です。
・テレビ本体の前傾は、支柱の取付不十分によるものだとの指摘ですが、確かに支柱は多少傾いています（画像）。しかし、仮に構造を勉強した人でなくても、常識的にでもこのスタンドの肝は、支柱・前板と底板の接合であることは明らかです。この部分のボルトはボルトの頭がなめそうになるまで、一杯に締めてます。これ以上は絶対無理です。それでも傾くから不信なのです。このテレビは、７０インチ、３２キロです。本当に９０インチ、９０キロまで大丈夫なのですか？　ブラケットの取付位置を下げるようにもいわれてますが、このテレビの天端は、床から１２００ｍｍ余りです。下端は床から３５０ｍｍ程度です。そんなに高いわけがない。支柱の下端にブラケットをつける必要があるのではないですか。前板と支柱の接合は、この構造では剛には成り得ないです。

・水平方向のボルトBですが、この位置はどう見てもテレビ本体のプラスチック部分にあたります（画像　画像では針金を差してあります）。どう考えても、テレビの本体に「刺さる」ことになり、間違いなくプラスチックは割れます。テレビ本体の前傾を受けるような大きな荷重を、M4二本で受ければ必ずそうなります。試されたのでしょうか。

要は、ただ「引っ掛けて載せる」だけの商品です。地震のことなど考えてません。
大きなテレビを買ったのだから、安全なものを、と考えたのですが。
製造が中国であることはともかく、物づくりの根本的は思想そのものが昔の中国でした。それがタンスのゲンの看板で見えませんでした。その見逃しを当方の非であると言われるのでしょうが、それでも返金と無料の引き取りを求めたい気持ちです。

欠陥商品だと思います。
取付料金払って取付依頼したヤマダ電機の業者も、どうしようもなく帰ってしまいました。

水平方向の移動を防ぐために、Bというボルトを2本水平、垂直に取り付けることになっていますが、垂直方向は長さが短く締めることなどできません（画像）。水平方向は、そもそも金具の形状からレンチは入らず、締付などできません。また締め付けたとしても、M6のボルトが、テレビ背面のプラスチックを押すだけなので、間違いなくテレビが破損します（画像）。本体の前傾の調整などできません。これではテレビ本体の水平方向のずれを抑えるものがなにもありません。

また、前方への傾きも気になります（画像）。床面からテレビ天端まで１２６０ｍｍ、テレビ縦方向寸法８９５ｍｍで、テレビ下端で４０ｍｍ垂直からずれます。角度にすると、約２．５度です。見た目結構傾いて見えます。支柱と前板を４本のボルトで止める構造ですが、当然、きつく締めあげてあります。底板の水平もほぼとれてます（画像）。このテレビは、７０インチで、重量３２キロですが、ほんとうにカタログにあるように、９０インチ、９０キロの重量に耐える構造なのかはなはだ疑問です。本当に計算、試験されて作られたものなのでしょうか。

地震を考えて安全なものをと考えましたが、全くダメな商品だと思います。購入前のチャット相談では大変丁寧な対応をしていただいて、感謝の念すら覚えたのですが、肝心な商品がこれでは全くがっかりです。大きなテレビを買っていろいろ楽しみにしていた気持ちが吹っ飛びました。本当に腹立たしいです。

とてもしっかりした作りでした。
満足です。

支柱が反対に溶接されており部品交換となった。8割型組み立てたものをまた全てばらさなければならなかった。返品用は梱包しなければいけないし電気屋さんにテレビの設置してもらう予定にも間に合わず散々だった。

延長コードはマグネットでつけにくい
テレビの水平を出すのが難しい
あとは素晴らしいと思います