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鹿児島・大分・福岡各県の “焼酎飲み比べセット”発表

鹿児島・大分・福岡各県の “焼酎飲み比べセット”発表


九州をゲン気に!タンスのゲン「地域特産リデザイン」
鹿児島・大分・福岡各県の “焼酎飲み比べセット”発表

デザインの力で、地域社会の活性化を目指すタンスのゲン発の地域貢献型の製品開発!
“違いを知る”ことで、焼酎の世界がもっと楽しくなる!新しい飲み比べ体験を提案

タンスのゲンは、九州の特産品をインターネット販売向けにリデザインし、全国・世界へ届ける「地域特産リデザイン」プロジェクトの第7弾として、焼酎王国・九州3県の蔵元と共同開発した 3種類をの「焼酎飲み比べセット」を開発し発売したことをお知らせします。

◇地域特産リデザインプロジェクトとは

(画像:タンスのゲンの「地域特産リデザインプロジェクトロゴ」)

「地域特産リデザインプロジェクト」とは、タンスのゲンが九州の魅力的な特産品をインターネット販売向けに再構築し、地域と全国・世界をつなぐことを目的とした取り組みです。
20年以上にわたり EC 事業を手掛けてきたノウハウを活かし、これまでにも日本酒飲み比べセット「KAWA」、九州牧場アイスクリーム「YAMA」、博多和牛と佐賀牛の食べ比べハンバーグ「CRAFT」など、さまざまな地域特産品を商品化してきました。


(画像:日本酒の飲み比べセット「KAWA」)


(画像:九州牧場アイスクリーム「YAMA」セット)


(画像:博多和牛と佐賀牛のハンバーグ食べ比べセット「CRAFT」)

今回、その第7弾として、鹿児島・大分・福岡の蔵元と共同開発した焼酎飲み比べセット3種を発売いたします。いずれも、焼酎の味わいが生まれる背景を分かりやすく体験できるよう企画しており、焼酎初心者から愛好家まで広く楽しめる内容となっています。

◇“焼酎飲み比べセット”プロジェクトストーリー

焼酎は古くから九州の酒文化を象徴する存在ですが、近年は若年層の嗜好変化や飲酒機会の減少などにより需要が縮小し、休業や廃業を余儀なくされる蔵元も増えています。
タンスのゲンはこの状況を深刻に受け止め、焼酎の魅力を新しい切り口で伝えることで、地域産業の活性化につなげたいと考えました。
本企画では、従来の「銘柄違いの飲み比べ」ではなく、原料・麹・蒸留方法・熟成方法といった 焼酎の根幹を成す要素 に視点を置き、「味の違いが生まれる理由を学びながら楽しめる」飲み比べ体験を提供します。この取り組みを通して、焼酎文化の継承と新たなファンの創出を目指しています。

◇“焼酎飲み比べセットラインナップ紹介

今回の鹿児島・大分・福岡の3県にある蔵元と共同開発した各県の焼酎飲み比べセットをご紹介します。

① 鹿児島 芋焼酎「JUN-ICHI」
― 芋の種類と麹の組み合わせの違いによって味わいの変化を体験できる 300ml × 5本セット


鹿児島県は、16世紀に蒸留技術が伝わって以降、多様な原料芋と酒造技術が受け継がれてきた芋焼酎の本場です。

この芋焼酎の本場で150年以上の歴史を持つ老舗酒蔵と共同開発した、原料芋と麹の組み合わせによる違いを分かりやすく体験できるセットです。

本セットには「黄金千貫」「紅さつま」「白豊」「金時芋」など4種類の原料芋を用い、白麹・黒麹の2種類の麹を使い分けることで、香ばしさ・甘味・まろやかさなど多様な味わいを比較できます。

■ セット内容:4種のさつまいも × 2種の麹
芋と麹の違いが明確に分かるよう設計された特別な飲み比べセットです。

● 黄金千貫(黒麹):芋焼酎のスタンダード。香ばしさとキレの良さが特徴。
● 紅さつま(黒麹):ふくよかな甘味と優しい香り。フルーティーな印象。
● 白豊(黒麹):白い果肉が特徴で、クリアで柔らかな味。  
● 金時芋(黒麹):甘味が強く、コク深い味わい。
● 黄金千貫(白麹):白麹により軽快で爽やか。黒麹版との比較が楽しめる。


(画像: 黄金千貫(黒麹)


(画像:紅さつま(黒麹)


(画像:白豊(黒麹)


(画像:金時芋(黒麹)


(画像:黄金千貫(白麹)


(画像:解説リーフレット)

② 大分 麦焼酎「HOU-ICHI」
ー 蒸留方法や熟成の違いによって生まれる麦焼酎の幅広い個性を体験できる 300ml × 5本セット


大分県は減圧蒸留の麦焼酎文化を先駆けて発展させた地域で、軽快で飲みやすい麦焼酎のスタイルを全国へ広めてきました。「HOU-ICHI」は、大分麦焼酎の持つ多彩な表情を一度に体験できることを目指して開発したセットです。

 

本セットでは、軽快でクリアな香りが特徴の減圧蒸留タイプや、麦本来の香ばしさと厚みを感じられる常圧蒸留タイプに加え、華やかな香りが特徴の香り酵母仕込み、樽熟成による甘いバニラ香と深いコクを楽しめる熟成タイプ、そして旨味とキレのバランスが取れた蔵元独自のブレンドタイプなど、麦焼酎の世界を立体的に理解できるように構成しています。

■ セット内容:様々な蒸留方法と製法の組み合わせ
麦焼酎は蒸留法や熟成で味が大きく変わるため、それを明確に体験できるよう設計された特別な飲み比べです。

●常圧(白麹):
穏やかな香ばしさとまろやかな口当たりが特徴で、佐伯産麦の優しい甘味が感じる

●常圧(黒麹):
香ばしさが濃密に感じられ、骨格のあるしっかりとした旨味とほのかな苦味が特徴

●減圧/クリアろ過:
透明感のあるすっきりした飲み口が魅力で雑味を抑えたピュアな麦の味わい

●減圧/炭素ろ過:
透明感のあるすっきりした飲み口が魅力で、雑味を抑えたピュアな麦の味わい

●減圧/荒ろ過:
香味成分や油分を適度に残し、麦の自然な甘味と旨味が引き立った濃厚な味わいが魅力



(画像:常圧(白麹)


(画像:常圧(黒麹)


(画像:減圧/クリアろ過)


(画像:減圧/炭素ろ過)


(画像:減圧/荒ろ過)


(画像:解説リーフレット)


③ 福岡 麦焼酎「KOU-ICHI」

ー 香り・旨味・熟成の深さをじっくり味わえる 720ml × 3本セット

福岡県は日本酒文化が発展した土地であり、その吟醸技術を応用することで、香り豊かで繊細な麦焼酎が生まれています。

「KOU-ICHI」は、福岡焼酎の魅力をしっかり味わってもらうことを目的に、720mlという大容量サイズで飲み比べを楽しめるセットとして開発しました。

本セットでは、華やかでフルーティーな香りを引き出す吟醸仕込みのタイプ、麦の甘味と香ばしさをしっかり感じられる芳醇タイプ、時間をかけて熟成させることでまろやかさと深い余韻を持たせた熟成タイプの3種類を選定しています。

いずれも料理との相性が良く、飲み方や温度によって味わいが変化するため、じっくり向き合いながら楽しむことができます。

福岡焼酎の特徴である“食事に寄り添う味わい”を軸にした構成となっており、日々味わいの変化を楽しめる飲み比べセットです。

■ セット内容:異なる製法、熟成方法の組み合わせ
じっくり飲み比べて変化を楽しめる大容量タイプの麦焼酎セットです。

●オリジナル:
軽やかでキレのある飲み口と爽やかな甘味で料理に寄り添う、やさしく上品な味わいが特徴 

●樽25度:
フランス産フレンチオーク樽で熟成させた原酒とタンク熟成焼酎をバランスよくブレンド

●樽40度:
樽熟成焼酎の魅力が詰まったクラフト焼酎、洋酒にも匹敵する深みと品格のある味わいが特徴


(画像:オリジナル)


(画像:樽25度)


(画像:樽40度)


(画像:解説リーフレット)

 

◇企画担当コメント

焼酎は、原料や麹、蒸留方法、熟成の違いによって、味わいが驚くほど変わる奥深いお酒です。だからこそ、その違いを分かりやすく伝えることが、焼酎の魅力を広げ、文化を未来につなぐためにとても大切だと感じてきました。

今回の飲み比べセットは、まさにその“違い”を体験しながら楽しんでいただけるように設計しています。焼酎にあまり馴染みのない方でも、『こういう味の違いがあるんだ』と新しい発見をしながら楽しんでいただけるはずですし、普段から焼酎を飲まれている方には、より深い魅力を感じていただけると思います。

私たちは、「九州で育まれてきた焼酎文化を少しでも多くの方に知っていただきたい、そしてこの文化を未来にしっかり引き継いでいきたい」という想いで開発を進めてきました。飲んで、比べて、味わっていただくことで、皆さまの“好きな一本”を見つけるきっかけになれば、とても嬉しく思っています。

◇販売情報

今回発売開始した各焼酎飲み比べセットは、タンスのゲン本店で取り扱っております。

● 鹿児島「JUN-ICHI」
タンスのゲン本店
https://www.tansu-gen.jp/collections/syokuhin/products/9250000101

● 大分「HOU-ICHI」
タンスのゲン本店
https://www.tansu-gen.jp/collections/syokuhin/products/9230000101

● 福岡「KOU-ICHI」
タンスのゲン本店
https://www.tansu-gen.jp/collections/syokuhin/products/9220000201

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